2014年4月24日木曜日

自作詰将棋4番

13手詰めです。解答は文末に。









解答
kifu形式のファイル

作意
21銀 22玉 11角 同玉 12銀打 同金
同銀成 同玉 24桂 22玉 11角 同玉
12金 まで13手

 11角捨てが2回入るのが狙いです。7手目同銀不成は「22玉 11角 13玉」で際どく逃れ。

2014年4月13日日曜日

自作詰将棋3番

11手詰めです。解答は文末に。

 本作は6手進んだ局面からの逆算ですが、この逆算について少し。詰将棋作家の方々は、「この作品は~手目からの逆算で作った」という発言をしていることがありますが、本作を作る過程で逆算というのはとても難しい技術だと感じました(私が詰将棋創作に不慣れなだけだとは思いますが)。どのような逆算をすれば手数を伸ばしやすいのか(または伸ばしにくいのか)という事を判断するのは、詰将棋に関わった経験が何より物を言うのだと思います。少しでも上手く逆算が出来るようになりたいものです。

解答
kifu形式のファイル

作意
43龍 同玉 44銀成 32玉 33成銀 21玉
23香 12玉 22香成 13玉 23成香 まで11手

2014年4月6日日曜日

My Chess Problems No.3

Mizuki Tokikaze(Japan)
Original
White to mate in 3 (4+3)

[FEN: 8/1P6/k7/pR6/p7/P7/1K6/8 w - - 0 1]

 popeyeにはoliveというGUIがあるということを、最近知りました。時間ができたら、試しに導入してみようかと思っています(英語が読めないので、導入できるかどうかはかなり微妙です)。



solution(解答)
1.b8(R)  Ka7
2.Rb6(b8)  Ka8
3.Ra6#
3.Rxa5#

 ポーンの限定成がテーマです。「1.b8(Q)」とすると、ステイルメイトになってしまうので、利きの弱い駒(R)へ昇格します。最終手は非限定ですが、key move 以外での白の非限定がプロブレムではどのような扱いになるのか、よく分かりません。詰将棋的に言えばキズになるんでしょうか?

[2014/4/6更新:下記の通り、修正図を追記しました。]
[FEN: 8/1P6/k7/pRp5/pbp5/p1p5/P1K5/8 w - - 0 1]

[同年4/6 23:00更新:下記の通り、図面を再度修正しました。]

Mizuki Tokikaze(Japan)
Original
White to mate in 3 (4+5)


[FEN: 8/1P6/k7/pR6/rp6/pP6/K7/8 w - - 0 1]

この場合の白の非限定は大きなキズ(詰将棋的には余詰)になるということですので、修正図を掲載します。

solution(解答)
1.b8(R)  Ka7
2.Rb6(b8)  Ka8
3.Ra6#

 主な紛れ
1.exa4 b3+  で逃れ。

2014年4月1日火曜日

自作詰将棋2番

23手詰めです。解答は文末に。

 「ここのブログの筆者は、フェアリーだとかプロブレムだとか訳の分からないものばかりやっている」とは思われたくないので、普通詰将棋の更新頻度ももう少し上げたい(できれば毎週)のですが、現実的にはアイディアも浮かばず、更新頻度を上げるのは簡単ではありません。とある詰将棋のブログでは、数日おきに作品を掲載されるということですので、その意欲を見習いたいです。

 本作は、盤面駒数をなるべく少なく(できれば4枚以下で)という条件で作図しました。個人的には、詰将棋としては前作よりは良い内容ではないかという気がします。

解答
kifu形式のファイル

作意
32飛成 13玉 22龍 14玉 15歩 同玉
16歩 同玉 17歩 同玉 29桂 (イ)18玉
19歩 同玉 28銀 18玉 27龍 29玉
37銀 39玉 28龍 49玉 48龍まで23手

(イ)16玉は
17銀 15玉 26龍 14玉 15歩 13玉
22龍まで19手

 47桂配置の意味は、16手目29玉で
「37銀 38玉 28龍 49玉 48龍まで21手」
という詰みを見ています。
 (イ)の変化も気に入っています。